すべての哺乳動物はその親の乳を飲んで育ちます。
それぞれの動物の子にとって、親の乳は完全食品ということができます。
身体を作り、生命活動を続けるうえで、必要な栄養素がそろっている点が乳の特徴です。
同じようなことが、ひよこがかえるまでの栄養素を充分に備えている卵にもあてはまります
これが牛乳と卵の栄養価が優れているゆえんです。
卵には、牛乳にあまり含まれていない鉄分が多く、逆にカルシウムやカリウムは牛乳のほうにはるかに多く含まれています。 ビタミン A、B2 の補給源として優れている点は共通しています。
卵1個に含まれるコレステロールは200〜300mgくらいで、これは牛乳1本に含まれるコレステロールのおよそ10倍ですが、卵を1日に2〜3個食べても血中のコレステロールに大きな変化を及ぼさないといわれています。
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