バック牛乳の上部の”へこみ”は意味があるの?

バック牛乳の上部の”へこみ”(切欠き)は牛乳とわかる印です。

目の不自由な方が、さわっただけで、種類別【牛乳】、切欠きの反対側が【開け口】とわかります。
お年寄り、お子様、目の不自由な方など生活にハンディキャップのある方々が共生できるバリアーフリー『やさしい地域社会づくり』の一環として牛乳業界では、種類別牛乳の紙パック(500ml以上屋根型容器のみ)に切欠きをつけられるようになりました。

今後、乳業者の自主的な判断で、平成13年12月3日(月)以降順次店頭陳列する商品から「切欠き」がつけられることとなりました。

牛乳容器の「切欠き」実施基準

  1. 対象商品:種類別「牛乳」のみとする。
  2. 識別方法:半円形又は扇状の「切欠き」を1個とする。
  3. 識別規格・位置 :「切欠き」の半径Rは2.5mm又は6.5mmとし、開口部の反対側とする。
  4. 対象容器:500ml以上の家庭用パック( 屋根型紙容器)とする。
この規格は、JIS規格(日本工業規格「高齢者・障害者配慮設計指針--包装・容器」)に基づいたものです。 JAS規格(加工食品品質表示基準の一部改正)では、1、2、の内容が定められています。

全国乳業3団体・乳業者・(社)全国牛乳普及協会
協力:農林水産省、農畜産業振興事業団