イ | ヒ素 |
| ___浸出用液として四%酢酸を用いて作つた試験溶液一〇mlを採り、食品、添加物等の規格基準第2 添加物の部B 一般試験法の項のヒ素試験法中の装置 ___Aを用いる方法により試験を行うとき、その呈色は標準色より濃くてはならない。 |
ロ | 重金属 |
| ___前号bのAのイ 重金属を準用する。 |
ハ | 蒸発残留物(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。) |
| ___前号bのAのロ 蒸発残留物を準用する。この場合において、用いる浸出用液は四%酢酸とする。 |
ニ | 過マンガン酸カリウム消費量(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。) |
| ___前号bのAのハ 過マンガン酸カリウム消費量を準用する。 |
ホ | フエノール(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。) |
| ___浸出用液として水を用いて作つた試験溶液五mlを採り、臭素試液五滴を加え、一時間放置するとき、帯黄白色の沈殿を生じてはならない。
___ 臭素試液 栓にワセリンを塗布した共栓瓶に臭素二mlから三mlを入れ、冷水一〇〇mlを加え、密栓して振り混ぜ、静置した後、その水層を用いる。遮光して冷所に保存する。 |
ヘ | ホルムアルデヒド(内容物に直接接触する部分に合成樹脂を使用したものに限る。) |
| ___浸出用液として水を用いて作つた試験溶液一〇mlを採り、二〇%リン酸一mlを加えた後、二〇〇mlのメスシリンダーに水五mlから一〇mlを入れ、冷却器のアダプターが水に浸るようにして水蒸気蒸留を行い、留液が約一九〇mlになつたとき蒸留をやめ、水を加えて二〇〇mlとする。その五mlを内径約一・五pの試験管に採り、アセチルアセトン試液五mlを加えて混和し、水浴中で一〇分間加熱するとき、その呈色は、水五mlを内径約一・五pの試験管に採り、アセチルアセトン試液五mlを加えて混和し、水浴中で一〇分間加熱して得られた標準色より濃くてはならない。
___アセチルアセトン試液 酢酸アンモニウム一五〇gを水に溶かし、酢酸三g及びアセチルアセトン二mlを加え、更に水を加えて一、〇〇〇mlとする。用時作製する。 |