平成11年国民栄養調査結果を見ると、日本人平均でカルシウムのみ不足していて、栄養所要量に対し6%が不足していることになります。 この充足率を性および年齢別にみると、成長期である15〜19歳男性で91%、女性で73%、また20〜29歳男性で90%、女性で80%と大きく不足しています。 さらに、30〜49歳男性、女性で79〜89%とカルシウム不足は現代日本人にとって大きな問題です。 栄養所要量に対する充足率はあくまでも平均的なものであって、注意しておかなければならないのは、同じ年齢区分内でも個人差が大きいことに注意する必要があります。
|