日本人若年成人女性における牛乳、小魚(ワカサギ、イワシ)、野菜(コマツナ、モロヘイヤ、オカヒジキ)のカルシウム吸収測定結果によると吸収率は牛乳40%、小魚33%、野菜19%で【5】の数値にこれらの要素を加えると、牛乳200mlの体内でのカルシウム吸収量は91mg、小魚(イワシ)は20mg、ヒジキでは21mgとなり、牛乳は吸収率を加味するとますます優れたカルシウム供給源と言えるでしょう。 この牛乳のカルシウムの吸収率が高い理由としては、その中に含まれる乳糖と、カゼインの消化過程で生成するCPP(カゼインホスホペプチド)の作用が考えられています。 |